バスで移動。一路アスワンへ。
朝6時半、バスに乗って、バスの集合場所へ。
アスワンまでの道のりは前後警察軍の警備が付く。
これは911以降の儀式なんだそうだけど。
そんなこんなで他のバスの到着を待って、南へ、アスワンに向かう。
昼はお弁当。これがなかなかヤバかった。
見た目一番ヤバいのはご飯。パサパサ。これは食えた。
っというか体力維持のために食うよ。
次にヤバいのはバナナ。バナナ自身もヤバいけど、それを切ったナイフの衛生面が一番怖い。
でも一番ヤバいのはケーキみたいなお菓子なんだけどね。
甘そうな寒気がするデザイン。
WBCでなんと日本が優勝した話を聞く。なんだか凄いなぁ。
ルクソールをちょっと離れるとのどかな農地が広がっている。
朝だからか、民家の家の前には馬車、タクシーが置いてある。
即ち、そこがタクシー屋や馬車屋の家。
何か持っていることがイコール、商売、財産。
ロバの馬車がかなり良いんだけど、ロバって遅くない?
ホルスタインもいる。なんか不思議。
途中、舗装道路がタールみたいな奴になってなんだこりゃって感じ。ドロドロ。
休憩に寄ったトイレの便座が無くて、女子は大変な予感。
ここが一番凄かったかな?トイレ事情としては。
そうそう、1E£のチップというのがそろそろ手持ちがなくなって焦るというか、結構、アタマに来た。
なんでしっこするのに金払わなくちゃいけないのか?
なんでスモールチェンジしてくれないのか?
スモールチェンジしてくれないとこのしっこ賃が払えないのに。
他の人は結構、ボールペンで逃げてたり。僕らは飴で逃げてたり。
ナイル川の中州に牛、水牛。
ガソリンスタンドになぜかロバ。
約1時間、バスに乗ったら、エドフ。ルクソール神殿から約100km。
ホルス神殿。その名の通りでホルス神を祭った神殿。

壁びっしりとレリーフ。

屋根が残っているので、それが浮かび上がるようなライトアップ。
キリスト教徒の料理後のすすがココにも。
ガラベイヤを着た案山子。眼を疑ったけど確かに案山子だったような。
約1時間でコムオンボ。
ホルス神とソビク神の両方を奉った神殿。

ここにはワニのミイラがある。ワニのミイラは気を付けの姿勢。
更に1時間。13時くらいにアスワンに到着。
バスを乗り換えて、10分程でナイル川。
ボートに乗り換えて20分程でフィラエ神殿(イシス神殿)へ。
ボートに乗る時、船頭さんがみんな「アタマ、アタマ」っというのがおかしかった。
要するにアタマをぶつけないように注意しろってことなんだけどね。
日本語だからね。

フィラエ神殿もアスワンハイダムによって出来た今のナーセル湖の下にもともとあって今の場所に移築された神殿の1つ。
年代物の悪戯書きbyキリスト教徒。

再び、船に乗って、バスで20分移動。
切りかけのオベリスクを見る。ただの石切場なので他に見るモノはない。

切りかけの理由は途中で割れちゃったからというなんとも不経済な理由。
兎に角、日差しがきつい。暑い。
見学するものもあまりないので、早々に退散したいけど、見学時間がちゃんと設けられているので、めいいっぱい暑さと石切場を堪能。
再びバスで10分移動。
ファルーカ(ヨット)に乗って、エレファント島にあるホテルに向かう。
30分程、気持ちいい風を堪能。
ファルーカ内で歌って、踊って、楽しく過ごす。
お土産にラクダの骨で作られたペーパーナイフを10本買う。E£70。
E£30まけてもらった。もっと買っても良かったかも。
ヌビア人は見るからにいい人そうで、好印象の好感触。
ちょっと休憩してヌビアンレストランで夕食。
アルコールがなくて、クッタリ。仕方なくヌビアンカクテルというイチゴ+マンゴー+グアバの生ジュースを注文。

これはこれで旨いんだけどね。
メインは魚タジンとモロヘイヤスープ。牛タジンの方が旨いけど。
その後、再びバス、ボートに乗って、フィラエ神殿(イシス神殿)の音と光のショーを見に行く。

話が進むにつれて、歩いて進んでいき、最後に席に座ってみるというショーだったんだけど、次の場所に移動する時、あまりに暗くて、係の人が、
「Watch your step!」っと絶叫して注意してなんだけど、その声と良いタイミングで僕が転けた。
他の観光客含めて大笑いされる。世界的な笑いものにされる。
その後、ことある毎に嫁に「Watch your step!」と言われることになる。
ナイル川の暗い水面を進むボート。上を見れば星空。
音と光のショーよりも星空の方が綺麗だった。