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2006年7月14日 (金)

会話を楽しむ。

仕事の合間。
よくあるのは反応待ち時間。
まぁくっちゃべっているわけです。アレコレ。

あんまり周りに人がいないので、いつも特定の人と話をしてるんですが。
ちょっと前(6/7)に書いた「言葉使いが徐々にネットゲーム化してる人」といつも通り会話を楽しんでました。
最近この人、またちょっとだけエスカレートしてて、「うい。」とか「おつ。」とかの他にもいろいろ使っています。
「○○さまコタ。」
(○○さんが来たっということらしい。その○○さんはツンデレRP系らしい。しかしコタっつうのは何?)
「〜にゃ。」
(気にしてないんだろうけど、語尾が「にゃ」になってますよ。)
ネットゲームの世界から、こんにちはリアルワールドみたいな。

ネットゲームは当然ゲームなので、シナリオがあったり、それに伴うクエストなるタスクというか、仕事がゲーム内にいろいろ用意されていて、それをクリアして経験値を貰ってレベルを上げたりします。
「このモンスター何匹狩って、コレ手に入れて来たら、経験値とアイテムあげるよ。」とかね。

最後にこの人が言ったことに実験中の手が止まりました。
「俺、最近、自分に自分クエストを課している。」
これはどういうことかというと自分で自分に対して目標を立てて、それをクエストに見たててクリアするというモノらしい。
例えば、「このアイテムを数百個集めてみよう。作るの難しいこのアイテム10個作ってみよう。」とか。
この行為はゲーム内のクエストとは全く関係ない自分の頑張る気持ちだけで支えられている所謂自己満足クエスト。
シナリオにもさっぱり関係ないし、NPCも誰も褒めてもくれないし、経験値もくれない。
「そうでもしないと同じゲーム2年もやってられないって...自分で楽しみ見つけないと。」
なんか彼岸な気分になってきました。
「マゾい」という言葉でその場を納めるには気が引けるくらい引いてる自分がそこにいました。
そこまでロールプレイングしなくちゃいけないのかっと。
自分を精神的に追い込んでゲーム続けるモノなのかっと。
ネットゲーム道、奥が深くてちっとも底が見えません。


そのうち、こういった「自分オリジナルクエスト」を設定する人が増えるんだろうか... 与えられた世界で与えられた世界と自分自身の限界にチャレンジする「自分道」。
このジャンルは「やりこみ」とはちょっと違うので新ジャンルとして確立するかもしれないとも思いましたが、そういうゲームは奥が深すぎて、単純作業が嫌いな僕には出来そうにありませんし、敷居が高すぎて、ゲームが成り立たない気がしました。

「立派な社廃人。立派なオタク。立派な駄目人間。」とかいうのは極論で会話が終了になってしまうので、言葉を選びます。「自分道を邁進してください。頑張ってください。」っと。

もう少しこの人(僕より歳上です)を暖かく見守ってすくすく育てることにしました。

(ゲームやらない人はあんまり話がよくわからないかもしれないですが、要するに駄目な奴は駄目だっていう話です。)

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