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2006年9月13日 (水)

掃除の代わりに。

いやはやテンパイ、テンパイ。

そんな中ふと幼なじみのことを思いだした。
僕には同級生の幼なじみが2人いた。YとK。
まぁお互いいろいろあった。
小学校、中学校と同じ学校に進み、遊んだり、喧嘩したり。泣かしたり、泣かされたり。虐めたり、虐められたり。
総じて、まぁ仲良かった。ガキとして生き残る技術をお互いに切磋琢磨した感じかな。
Yは中学の時からちょっとトッポくなった。まぁ言うところの不良。
しかもド不良。
僕はちなみに中学では生徒会会長。
立場は違えども、お互い仲良くしておくと良いことがあるので、利害関係もあったし、幼なじみってことで仲良かった。お互いいろいろ話したと思う。
そこから見る目はその世界もまんざらでもなく、むしろ青春を謳歌してるようにも見えた。
Yは僕と同じ高校の夜間定時制に進んだので、夕方、会うこともあった。
そんなY、高校1年(16歳)の時、バイクで死んじゃった。
その時、悲しいとかそういう気持ちにならなかった。なれなかった。
ただただ穴が空いた感じ。
うーん...穴じゃないなぁ。小学校、中学校の時って一日一日が凄く濃い気がするじゃない?
その共有してたはずの濃い部分の思い出がそこで途切れたままな感じ?
その部分は未だに埋められていないし、埋めるもんじゃないと思っている。
今、あいつが生きてたらこんな生活してるんだろうなぁ...自分と照らし合わせて考える時もある。
一つ思い出し始めると次々思い出されて、最後はそいつのお通夜の晩の友達みんなの顔もよく憶えている。Yの父母の顔をちゃんと見れなかった自分の姿も。
こういう記憶がしっかりしてるってことは相当ショックだったってことだろなぁ...

忙しいというか、追いつめられるとふと昔の思い出に逃げようとしているのかもしれない。
試験前になると部屋の掃除をしたくなちゃうのと同じようなものかな?

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