朝、嫁がおねしょした夢を見たっと言い出して、病院に行くことになった。
僕は取り敢えず、会社で事務仕事が残っている。それも今日で終わりということにする。明日、明後日、有給休暇にして、今日で仕事も納めてしまおう。みんなに煽られて、少々テンパり気味になってきた。要深呼吸。
そんな訳で、嫁からの連絡によるとそのまま入院するとのことで、なぜか「パン買って来い。」と言われ、パン買って行けば、やっぱり昼ご飯が出るみたいと、変なヤンキーのぱしりみたいなやり取りが発生。
取り敢えず、うちのママンにも電話。「そうかと思ったんだよ。」で始まった話が、朝6時に電話があって、僕からの電話かと思えば、次男で家の給湯器が壊れたから、風呂貸してくれっていう話だったという?な話をされた。どこが「そうかと思った」予感的中かの如くの話なのかさっぱり判らず。僕の予感だとややこしくなりそうなので、進展あったら電話するってことにして、電話を切る。
病院の病棟に行ってみたら、ちょっと苦しそうな嫁が居て、なぜか僕はニヤニヤしてしまった。
買い物をいくつか頼まれ、夕方また来るということにして、僕は駒場へ。
駒場も今日で年内の実験は終了。一旦締めて来なくちゃいけない。細胞の状態も見たかったし。
正直、よく「こういう事態より重要な実験とか結果は無いから、そっちを大切にしろ。」って言われるけど、実験とかもやっぱり大切にした方がいいと思う。天秤にかけるのは本当にギリギリの時だけで、大体なんとかなるというか、まぁなんとかする。まだ大丈夫だと思える時はまだ大丈夫なもんだって話。
駒場で一仕事終えて、再び病院へ。途中、頼まれたモノを買いにマツキヨに寄る。買うのか買わないのかわからないギャルギャルしたのが邪魔臭く店内を練り歩いてたり、クソ長い列がレジに出来ていて今日一番イライラする。
病院に戻ったら、義母来てくれてた。まぁ、これで一安心ではある。一応、陣痛らしきモノが始まったらしく、たまに痛そうな顔をしてる。僕は痛くないので、その気持ちをわかってやれないので、そのへんは義母にお任せ。
陣痛がはじまったという進展があったので、うちの母親にも電話。取り敢えず、明日来るみたい。来てもどうなるもんでも無いと思うが、居れば心強い効果みたいなものがあるらしいと本人曰わく。
晩飯を食いに行ってたら、嫁からメールで、9時消灯らしい。居ると寝られないので、帰ってくれと言われる。まぁ、そりゃそうだ。救いは陣痛室?っていうその部屋にうちの嫁しか居なくなっていたことだ。助産師さんにも、やんわりと帰れと諭され、まぁ、ここは大人しく帰ることに。
そうして義母と帰宅。
明日には出て来るんだろうか?
名前が決まるまで、12/29だったら肉太郎、12/30なら味噌太郎、12/31だったら大晦日太郎、1/1だったら元旦吉日太郎っていう名前で取り敢えず呼んでおこうと考えてたけど、12/28はちょっと想定外。仮称でも想定外。干支はタイガーなので、タイガーマスクおってのも有りか。正直、不安だらけだ。