雪の翌日。

どんなに頑張っても、それは駄目ってもんだ。

自転車で出社するのは無理なので、テクテク、ザクザク歩いて出社。
そもそもそんなに雪道に疎い訳じゃないはずなので、歩幅小さめで。
昔、札幌のABCマートの店員が「どんな靴でも滑る。靴よりも歩き方だ。」と言っていたのを思い出す。
何より旭岳で2時間くらいかけてトラバースしたり、キーストンの頂上付近、3000m近い山の山頂向けてハイクアップして一気に高山病みたいな症状に襲われるのに比べれば遥かにイージーだ。
雪が降って何よりなのは、会社にのんびり歩いて行っても何も文句言われなそうな状況なのが素敵だ。

一日、のんびり過ごす。そんな雰囲気。

帰り際、カミさんから電話。帰って来たら、車の周りの雪かきをして欲しいとのことなので、テクテク歩いて帰った後に30分程雪かき。車の周りの雪は除けたが、問題は道路の方だ。カッツンカッツンに凍っていた。その道のすぐ近くの711の駐車場から出て来たタクシーがホイルスピンしながら横滑りしているのを見た。この道も明日の朝もツルンツルンだろう。
この一日、あるいは数日、数回のためにスタッドレスタイヤが要るか？っと言われると少々迷うところだが、要ると答えても良いような気がする。チェーンくらいは積んでおこうかなぁ。子供が出来てから雪山がすっかり遠くなってしまった。せめて周りに迷惑がかからないような最低限の装備だけは揃えておこう。

朝、倅がシャワーを浴びようとする素っ裸の僕を見て、「パパ、フルチン。」っと大笑いしながらカミさんに報告していたという話を聞いた。この調子じゃ、保育園でもみんなに報告していたに違いない。お友達ならまだ良いけど、先生に報告されると少し恥ずかしい。