まずまず。
会社の方は新年明けて、それほどやることもないので、懸案事項だった壊れていると言われているCO2インキュベーターの整備を半日かけて行う。ウォータージャケットタイプ。僕、このタイプのCO2インキュベーターは会社で一番詳しいと思う。コイツの購入時におそらくなんか癒着かディスカウントがあったんだろうなぁ、開けて吃驚とんでもないシロモノで、基本、サポート無し。僕は独学で構造とメンテナンスの仕方を覚えた。制御基盤が死んでしまえば流石にそれまでなんだけど、その2歩くらい手前ならなんとかなる。
壊れていると言われている理由はウォータージャケットの水不足だと判断。一旦、水を全部抜いて、再度入れるという簡単な作業を開始。庫内に入る水の量、実に約50リットル。それをちまちまとパスカルの原理を利用して入れていく。そういえばこの作業を昔は2年に1度やっていたことを思い出した。これを作業をしている最中に入って来たばかりの中途入社の女性に「そんなことまでするんですか?」って言われたっけ。この会社、今もそうだけど、こんな奴ばっかだった。誰もやらない、やってくれないから僕がやってるだけで、何よりも汚い状況を作りたく無いから、自分自身で掃除もメンテもする。当番制にすると確実にどこかで怠ける。怠けないためにはどうするか?自分一人でやればいい。それだけの話。
ぼんやりとこの作業をしながら、そんな事を思い出してなんとなくムカムカしてエンジンがかかってきたところで、ちょっとデジャヴュ。
この間、帰省した時に「サイクロン掃除機が吸わないんだけど。」と母親に言われて、見てみたらフィルターがびっちり目詰まり。なんのことはない買ってから1年以上全くメンテナンスしていなかったということだ。解決方法は実に簡単。「電源入れる前に説明書を読めよ。」っと一喝してお終い。
オーバーフローするくらい水を入れて、電源入れてみたら、なんとなく安定しているっぽい。庫内をババッと掃除して(このメソッドも重要)、明日まで様子見。多分、大丈夫なんじゃないかな。要するに故障と無知は紙一重だ。
やしきたかじんが亡くなって少しばかり寂しい。やしきたかじんは僕の中では学生時代の深夜番組のイメージ、そこで吐かれる毒舌をボーッと眺めているのが好きだった。その辺のボーッとしているのとセットで存在する何かが消滅してしまったのはまた一つ時代が終わって行くような気がして。
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