災難と思うしかない。

また一つ歳を重ねてしまったのだった。本日、誕生日。歳を取るのが嫌だと思って来た40代もあと数年したら半ば。もう今年も無事1年過ごせましたなぁ…的な目出たい位置づけに気持ちを持って行こうかと思う。

そんな誕生日。朝から倅と喧嘩。事の発端は手裏剣の折り方。
「折り紙で手裏剣の折り方を教えて欲しい。」と言ったのは倅だったのだが、案の定、話をすっ飛ばしで聞いているので、きっちり折れず。「直してあげるよ。」と言ったところで、「パパが間違っている。パパはいい、あっち行って。」っと言い出して、泣き出す。どうでも良い事ではあるのだけれど、「そもそも教えて欲しいと言ったのはお前だろう。言っている意味が分かっているのか？もう教えない。」と言ったら。「教えて、教えて。」っと皿に泣くので、「違うだろう。まずは謝れよ。」と畳み掛ける。さて謝るまでは良かったが、ピーピー泣き続けるので、そこでもまたカチンと来て、「自分が正しいと主張するならば泣くな。」っと徹底的に叩きのめしたところで、ママ登場。カミさんにも小言を言われるが、こっちだって好きで朝から折り紙している訳じゃないし。

結局、左手の薬指の膿んでしまったのは仕方が無いので、潔く病院へ行く。ピンセットで突き回され、ギューギューやられて、「痛いだろうね？」みたいな。こちらは涙目。いつも思うんだけど、言葉の端々になんとなくSっぽく感じ取れるニュアンス。こういう時の医者はなんとなく嬉しそうでムカつく。

抗生物質塗られて、飲み薬の抗生物質と整腸剤を出されてお終い。しかしながら簡単な処置過ぎていつの間にやらズレてしまい、正直痛い。
午後から出社の会社では細胞を起こさないといけないので、この簡易処置を外して、絆創膏をぐるぐる巻きにする。
細胞培養するのに、この指先にばい菌を培養している状態っていうのもなんだか微妙な気分である。もうなんだろうなぁ、軽く死にそうなくらい凹む。

そんなこんなで誕生日。40過ぎるとなかなか良い事も起きない。