コップ一杯水を飲む。
昨日の話の続きも含めてなんだかひたすらムカムカしていた一日だった。
本日のメインイベントは健康診断。これでほぼ一日潰れる。
まずは心折れる検便。昨晩大が出てしまったので採取出来たのは良いが、今度は朝出ない。仕方ないのでそのまま出社。出るまで待ってみるとようやく出た。意気揚々と健康診断会場へ。ところが大は小を兼ねるシステムが身体にはあるので、今度は小が在庫切れの模様。それでも並々は要らないので、ちょろっと出た奴を持って行く。あとは順調...っと思いきや、僕の前で採血がスタック。デブ2名、血管が無いのか、下手なのか分からないが悪戦苦闘中。そんな姿を見れば、出ている血管も引っ込むわ。僕の場合は見かねたベテランが登場してスルッと抜いてくれた。視力検査はいつも通り、フォースの力で見えない領域をカバー。結構当たったらしく、右は1.0を越えて、「去年より見えてますね。」っと褒められる。
さていよいよ胸部と胃部のX線だ。重金属の重い奴だ。ところが丁度タイミングが良かったのか、案内の係の人が誰もいない。ふと見るとおじさんが手招きしているので、そのままバスに乗込んで、胃部のX線。そこに居た人が結構ラフで暇なタイミングを見てはチラチラ、スマートフォンを弄りながら、僕の受付をする。発泡剤飲んで、水飲んで、バリウム飲んで、一通り撮影を終わって、「お疲れさまでした。」っと終わってみたが、アレレ、胸部X線撮って無いよ...仕方ないのでバスに戻って、「すみません…」っと話してみたら、そこに居た人と案内係の二人が顔を見合わせて、「ヤバい…」っとチョンボ発覚。都合2回のチェック体制が働かなかったのだ。さてどうするかといろいろ協議が始まる。僕はもうぼんやりしているしか無い。
今日中に健康診断を終わらせるにはどうするか?その答えは簡単だった。
胸部X線には胃部のバリウムは写らない。問題となるのは食道等に残ったバリウムだ。これを水で洗い流してしまえば良い訳だ。チョンボ2名もホッとした顔で「水取って来ますね。」みたいな笑顔に。僕はそのコップ一杯180mlの水を飲んで、胸部X線へ。そこに居たおじさん、「まぁ簡単な話だよ。まずは一回水で流したこの状態で撮ってみて、確認してみるから。」という本当に簡単な話という話。出来は上々だった。
なんとなく嫌な予感が端々に見受けられて、最後に吃驚ヒューマンエラーが僕のところに。
そんな訳で今日一日どうしょうもない状態でも良いかなということで、のんびりと過ごした。バリウムと下剤に頭の中の水分まで持って行かれた訳ではないけど、何か持って行かれてしまったような気がする。面倒な話は明日以降に持ち越し。そのまま忘れてしまえば、それはそれで良いとする。
| 固定リンク
コメント