月曜日、何だこのトラップは。
洗濯物の中にオムツが混入していたらしく、軽く大惨事の朝。カミさんはてんやわんやなので僕が倅と娘を保育園に送りに行く。いろんな意味で慌ただしい一週間のスタートだ。
さて、明日の実験の準備が終わって、一息ついて、伊藤園の自販機の前に立つ。珍しく目に付いたのがアサイー入りのブルーベリージュース。これまた珍しく現金で買って、一気に飲み終わり、ふと商品の受け取り口を見ると何かポーチみたいなものが見えた。よく見るとそれは現金入り。おそらく自販機の売上金だ。自販機なので一万円は無いにしてもかなりの量の千円札が見て取れる。さてどうするか。
こんなタイミングで誰も通りかからない。仕方が無いので近くにある自分の使っている培養室に急行、そこから会社の担当部署に電話してみた。当然御如く「担当に換わりますね。」っと言われて、そのまましばらく待つ。タラタラしているなぁ、ようやく担当に繋がったら部署と名前を聞かれる。どうやら自販機に金か商品が詰まったクレームだと思っているみたいだった。「いやいやそんな話じゃなくて…」っと売上金が起置きっぱなしだという内容を伝えて、「兎に角、今すぐ来て。」と伝える。電話を切って、自販機のところに戻ってみたら...さっきまであった売上金と思われるポーチが消えていた…
ああん、なんということだ。最善は伊藤園の搬入の人が忘れたのに気が付いて、すぐ戻って来て、回収してくれたという状況。次点は別の人がそれを持って、やはり連絡を取りに行ったという状況。最悪はそれが誰かに悪意を持って持ち去られて状況。3の場合、僕は今呼んでいる自販機の担当部署の係の人にどう説明すれば良いのか分からない。何にしてもその場を電話をしにその場を離れてしまった事がマズかったという話になる。なんてこったい。取り敢えず、自分は悪く無いという主張をしなくてはならないので、その場で待つ事に。しかしながらなかなか担当者が現れない…自販機のコーナーで変な顔して佇んでいると、こんな時に限って、通りかかる奴らは「何してるんですか?サボってるんですか?」っとニヤニヤしながら声をかけてくれる。なぜさっきはお前らは通りかからないんだよ!金が消えた話なんか出来る訳無く、「うん、そうそうサボってる。サボってる。(さっさとあっちいけよ。)」っと答える。さっきのタイミングで通りかかってくれれば、お前にお金を見ていて貰っていたのになぁ。
そんなやり取りをしていたら、なんと伊藤園の商品を搬入に来た若い衆が現れた。取り敢えず、「あのー、さっき売り上げ金忘れていきませんでした?」っという話を切り出してみる。そうしたら「すいません、さっき回収に来ました。ありがとうございます。」と返って来た。「ああ、良かった、良かった。僕、その件、連絡した者です。じゃぁもう大丈夫ですね。」っとその場を離れたら、壁の向こう側にさっき呼んだ会社の担当部署の人が立っていた。「下で伊藤園の人にたまたま会ってその話をして確認したんですよ。」と宣う。
なんだかやたらと疲れたやり取りだったなぁ。研修ネタでも出て来そうだけど、最善手ってなんだったんだろうなぁ。お金のそばから離れないで誰かが来るまで待つのが一番正しい答えなのか、やっぱり。そうすると悪いのはニヤニヤしながら通りかかる同僚のタイミングっていうことになるのか。
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