また一つ何かが終わった気がする。

深夜の模型作業、何かしようと思ってたんだけど、いつ間にやら寝てしまっていた。

朝からカミさんが調子悪いと言う。どうやら娘が患っていたはやり目を貰ったらしい。仕方ないので僕が保育園の送り迎えをする事に。要するに暇なので。出かける間際に倅の様子がおかしい。ボンヤリモード。終いにはカミさんが調子悪いという話で「僕も目が痒いんだけど。」とか言い出す。分かりやすいなぁ、お前は。どうやら今日は運動会の練習があるので緊張しているらしい。昨晩は張り切っていたんだけどね、毎年、毎回の事だけに本番当日までこんな感じだ。それでいて本番はしれっと上手い具合になんとかなるという。嫌だという気持ちよりは責任感なのか、なんとかしなくちゃとずっと頭の中で繰り返し繰り返し考えているみたいだ。

会社では下期の人事異動の発表があった。流石にそろそろ僕の順番かと思っていたけど、今日の今日まで何も連絡が無く。開けてみても僕自身は何も起きなかった。それで良いと言えば良いのだけれど、問題は僕の同期でマネージャーだった彼が異動になったということ。18年、ずっと同じ部署で現室長の加護の元、温室育ちでマネージャーまで上げて貰った彼も遂に異動というか放逐されてしまった。僕が今の部署に異動して来た時、新しくグループマネージャーになった彼のグループに配属になり、そこに同期が4人も集められていた。実に変なグループで僕は実のところ予定外の事態でそこに異動して来てしまった訳だけど、気が付けば僕だけが未だに残っているというもっと変な状況になってしまっている。
流石に選り好みし過ぎたかなぁ、文句言い過ぎたのも買い手が付かなくなる理由かもなぁ。状況が変わらないのならば今のままゴールテープを切るのが一番楽ではある。

お迎えにも僕が行く。倅は晴れ晴れとしていた。「どうだった？」っと聞けば、「昨日より上手く出来たって先生に言われたよ。」という。単純だな、お前は。