« ピザ、食い過ぎる。 | トップページ | 声が出ません。 »

2017年4月10日 (月)

倅、小学生、入学式。

倅の入学式の日。カミさんはいろんな意味でそわそわしていた。倅は時間が近づくにつれて、イライラしている模様。そんなもんだろうね。そんな訳で時間通りに家を出て、歩いて小学校まで。思ってた以上にその道のりは遠かった。通学路が決まっているのだけれど、踏切ではなく、歩道橋を迂回して通らなくてはいけないので、そっち通ると遠回り、でもルールだから仕方がない。自分の頃は随分前の話になるけど、いろんなコースを勝手に作って家まで帰っていたなぁってことも思い出した。川沿いを行くルートもあって、川の土手沿いを行くのだけれど、途中で護岸工事がされてしまっているので、一箇所、どうしても靴を脱いで裸足になって渡らなくちゃいけなかったとか。一番危ないコースとしては歩道のない電車の鉄橋を渡るというルート、スタンドバイミーよろしく、線路の上を歩くルートも開発したんだけど、さすがに危ないし、嫌なイメージの想像力がモリモリ湧くので一回くらいしか通らなかったかもなぁっとかね。
実際のところ、クラス発表の貼り出された紙を見ている時も、入学式の最中も、担任の先生が入学後の説明をしている間もぼんやりと(自分の時はどうだったっけ?そうか、そうか...)っというのをひたすら考えていた。ただ途中で、ああ、そうか、これは僕の入学式ではなく、彼の入学式。彼には彼の人生があるし、その第一歩なのかもしれない。そう自分と比較してもさっぱり意味がないことに気がついた。結局、時代も環境も全く違う。そういうことだ。
彼にとって小学校は同じ保育園の子が一人もいないという完全にアウェイの状態でスタートする。まぁそれはそれで楽しいだろうけど。

その後、家に帰ってきて、倅はカミさんと保育園へ。同級生がみんな集まって先生にランドセルを見せに行くんだそうだ。ここは完全にホームってことだろう。結局、ちっとも帰って来ずに、帰ってきたらカミさんは激怒りだった。ちっとも帰らずに寒い中いつまでも遊んでいたらしい。馬鹿者だな。結局、夕飯を食べている最中にうつらうつらし始めて、風呂に入って電池切れ。

倅の担任の先生は女の先生だったけど、一瞬、垣間見えた怒りや声の大きさが、ああ、この先生、怒ると怖いんだろうなぁって感じた。折角このタイミングで思い出したので、自分の時の小学一年生の担任についてメモしておく。非常に厳しい先生だったのを覚えている。言葉遣いについても非常に厳しくて、国語の教材で「せんせい、あのね、」っという言葉から始まる文章を書くことがあったんだけど、この「あのね。」という話しかけみたいな言葉使い自体がそのクラスではご法度でこの時の違和感は異常だった。あと僕は何回かこの先生に吊るし上げ的にみんなの前で怒られたことがあった。特に筆箱を忘れた時に家に取りに帰ります。っと言ったら、あんな遠くまで取りに行ったりしたら、それこそ日が暮れて、夕方になってしまう。忘れ物をするだらしなさは親譲りだ的なことを言われた。この時も違和感があったけど、兎に角怖かった。今思えば親までけなすのかね?っと思う。まぁうちの親もだらしないところもあるので、そこは否定しないけど。このころの先生はきっと偉かったんだろうねぇ。あと恐怖記憶は固定化されやすいということもよく分かった気がするよ。

明日の支度はカミさんがする。母親、保育園に行ってた時よりもずっと大変そうだ。誰が小学校に行くのかよく分からないくらい。そんなもんか。

|

« ピザ、食い過ぎる。 | トップページ | 声が出ません。 »

普通の日記」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 倅、小学生、入学式。:

« ピザ、食い過ぎる。 | トップページ | 声が出ません。 »