さてと夏休み、冒険のスタートだ。

朝6時前に起こされて、朝ごはんを食べさせられた後、二度寝して、慌てる。家族を後追いで尾道、百島に向かう。新幹線を乗り継いで、福山。在来線に乗り換えて、尾道。尾道でゆっくりしようかと思ったけど、船の時間まで結構短くて、一休みしたくらいで、尾道からフェリーに乗って、百島。正味6時間半ばかりの移動。船着場に義兄と倅と娘が迎えに来てくれていた。午前中にシーカヤックのツアーに行き、午後は海水浴だったらしい。昼寝もしていないらしく、さすがに疲れているのか、車の中でうとうとしていた。
百島はこれで3回目。去年来ているので、それほどびっくりするような変化もない。ただただゆっくりとした時間をゲストとして楽しんでしまうだけだ。

カミさんから聞いて、少しびっくりしたのは、浜でウミホタルが見られるらしい。晩飯のBBQの途中で見に行ってみることに。
ライトを消して、よく見ると確かにあちこちぼんやり青白い光が。踏んだ足跡も光っている。

昨晩、知り合いがとある方法で集めてくれていた場所と思われるところにはまだ集まっているらしく、そこのポイントはもう無数の光が星空のように光っていた。生物なので光を撒き散らしながら移動する。この写真を撮った後、手に塗ってみたら、手の上でも光る。面白い。

百島、良いところなんだけど、宿泊施設も無いし、食堂も無い。しまなみ街道から外れてしまっているのがいいか悪いかと言えば、観光的には致命的ではある。それを超えるインフラ整備が必要なんだろうけど、穴場的な静かさがそこにあって、それはそれで良いのかもしれない。観光客が多かったら、ウミホタルを手や足に塗りたくるような遊びも出来ないだろうし。