再び時間が動き出すようです。
今日は帰る日。実のところ、最大のネックというか、時間が読めないのが最終日の帰る日のことになる。結局、島への交通手段は船ということになり、ここまで来る多くの人はカーフェリーを利用し、車でやってくることが多い。帰る時も車、カーフェリーを利用するので、カーフェリー待ちの車の長蛇の列が出来上がるので、車の場合は左から並ぶことになる。
僕らはバスで港まで。バスの運転手さん曰く、現在の島の人口は400人ちょっと。ただそのうちの1割が入院中らしい。昨日会った子連れのお母さん曰く、今年生まれた子が3人いるらしけど、その増えるスピードよりもはるかに早く老化が進んでいるらしい。これも当たり前の日本の縮図なんだろうし、何よりどこにも奇跡は起きていないのだ。ただ無くなっては困る何かがそこには有る訳だから、何とかしたい気持ちも無くはない。結局、出せるのは金だけなんだろうか。クラウドファンディングみたいな事をすればお金は集まるだろうけど、マンパワーは圧倒的に足りない。
そんな事を考えつつ、カーフェリーに乗って、新幹線に乗って、時間は徐々に現代に戻り、結果として、家の近所の最寄り駅に着けば、もうそこは現実だ。時間が巻き戻ったようだ。
帰ってきてみたら、水槽から金魚が居なくなっていた。僕らがいない間に脱走したらしく、本棚の下で干からびて死んでいた。娘が一番がっかりしていたので、多分、残りのお休みで空になった水槽を何かで埋めるんじゃないかと思う。
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