深夜の模型作業は1/20ターボカスタムの続き。構成上、後付けのモナカパーツの合わせ目を消す。風呂に入りながら。
このキット、そもそものスコープドッグのバンダイ製の設計コンセプト、ペールゼンファイルズ版までは実に素晴らしいと思っていたけど、このプレバン製のターボカスタムパーツ類の後付け感がとんでもなく微妙な感じである。パーツにヤスリを当てながら、どうしてこの分割?みたいなところが多い。ミサイルパーツ類が後付け別パーツだったりして今風な分余計に変な構成に思える。冒涜とまで言わないけど、どうしてこうなった?的に思うことしばしば。あとパーツのヒケが結構ひどくて、ここまで味があるキットながら苦労がさっぱり伝わらないということになりかねない。所詮プレバン製でしょ?って言われても仕方がないのだけれど、かなり上級者向けの苦労を金で買っているキットではある。
なんか1週間があっという間だ。悲しいかな、何も進んでいないのだ。
実験後、同僚が「Aさん(仮称)、明日、結婚式らしいです。呼ばれてないけど。」っとボソッと呟く。
その場で別の同僚と世間話をしていたら、ちょうどそのAが通りかかったので、「おめでとう。」って話しかけたら「ありがとうございます。」っと幸せいっぱいそうな超いい笑顔で返された。「なんで知ってるんです?」って言われたので、「さっき聞いたよ。その人は呼ばれてないって。」「女の子だけですもん。呼んでるの。」みたいな、実に幸せそうに爽やかなやりとりがそこにあった。
ただ腹の中は多分違うのだ。それでもなお、それでも。
この後、借り出していた劇薬を返却に行ったら、ちょうど入室中で誰かな?って思ったら。僕の腹の中に浮かんだ一人の女性がそこにいた。僕は何も先ほどの内容の中で彼女のことを何もしゃべってないんだけど、頭の中がバズってくる。そんなわけでしどろもどろ。この女性、先ほどの話題に出たAの結婚相手の元付き合っていた女性。しかも家族を捨てそちらを取った昼顔にも関わらず、何か大揉めに揉めて結果全て終わってしまったらしいようだ。そこにかぶせてのA。Aはおそらくその話を全部知りつつも、全部飲み込んで結婚に至るわけだ。なかなかどうして肝っ玉が据わっている。この話の中に出てくる登場人物、出てこない男も全て知り合いだし、その男女関係が結果として重量級に重量級をかぶせる情報量なので、とてもじゃないが僕は普通に逃げ出したくなるくらいバズる。
帰り道もたまたま一緒になってしまったので、世間話を少々。話題は早期退職の話。さすがにちょっと歳を食ったけど、やっぱりまだまだ美人だし、最高学府卒のエリートな彼女には何一つ心配事なんか無いように思うけど、それでもやっぱりいろいろあるのだなぁってちょっとだけ思う。
美人、苦手。ちなみにAはちょいブスなのでやっぱり親近感が湧くのだ。