朝から会場の千代田アーツへ。P1グランプリ2018、最終日。秋葉原からではなく御徒町から行く。いきなりクレジットカード(Suica)を忘れてきたことに駅で気がつくという事態。ナンテコッタイ。
そんなこんなで10時くらいに会場に着いてみるが、もうそこに並んでいる作品の熱量に圧倒される。各店舗の頂点の中の頂点を決めるコンテストだけに。結局、何周か回って写真も撮らせてもらったけど、ガンプラ、キャラクターモデルもそうだけど、むしろスケールモデルのその背後に見え隠れする思入れというか、怨念じみたものを感じる。すごいなぁ、これは。思入れというよりは怨念。簡単な気持ちで介在できない作品と作者の関係みたいなもの。
昼の12時各部門毎撤収して、そのタイミングで作者がわかるんだけど、なるほど、この人が作っているのかと改めて思う。
ここから表彰式まで2時間あるので、のんびり秋葉原の方を散策。こちらから秋葉原に向かうと通称暗黒街を通っていくんだけど、今となってはその暗黒ぶりも普通で本当にごく普通の店ばかりになっていた。その代わりに飲食店が多くなった印象。そのまま適当にラーメン屋にぶらりと入って、ラーメン食べて、Volksまで。せっかく秋葉原に来たのでちょっと買い物。
・ファレホ 71462 フローインプルーバー ¥650
・ファレホ 73641 グレイ(サフ)¥700
・ファレホ 70793 リッチゴールド(アルコール系)¥480
・ファレホ 70948 ゴールデンイエロー ¥290
Volksなんでファレホ。フローインプルーバーはリターダーみたいなものでエアブラシ時の詰まりが減るらしい。ファレホでエアブラシ、以前この詰まりで超苦戦したんだけど、これでまたトライする気にさせる。そんな気持ちにもなるP1グランプリだ。リッチゴールド、基本悪名高いんだけど、初めて売っているのを見たので購入。ファレホ、筆塗りでの発色いいし、塗ったらつや消しになるので便利に使わせてもらっている。今回のスコープドッグの指の差し色の赤もファレホ。
のんびりしてたら本当にギリギリになってしまい、慌てて会場に戻る。
表彰式、投票による各部門の優勝者を発表。10部門、10人、この10人+審査員が投票して、グランプリを決めるというなんかすごいスタイル。結局、グランプリは順当なところに収まった感じだった。

最後に来年、2019年も開催するらしい。
さっきも書いたけど、怨念というか、ものづくりのスタンスがスケールモデラーの人たちは全然違う。スケールモデラーっていう呼び名も間違いな気もするくらい。あれに勝てる者は何か?それをひたすら考えながら帰ってきた。模型との向き合い方、いろんな意味で考えさせられるものがあった。勉強にもなったし、面白かったし、楽しかった。ランナー眺めながら酒飲めるくらいじゃないとダメだ。
座談会で金子先生の仙人のような言葉を拝聴。
フィギュアを塗るのは間を空けたらいかん。塗らないとすぐに忘れてどんどん下手になる。