ああ、誕生日、誕生日。やっぱり泥舟は泥舟。
深夜の模型作業は1/24スコープドッグの続き。もうね、諦めてもいい気がしてきた。金型が随分と痛んでいるらしいのとプラスチックの経年劣化か、あちこちちょっと力を入れるとポキポキ折れる。これはちょっと難しいかもなぁ。何より展示に耐えられないかもしれない。
やっぱり1/20のバンダイ製のスコープドッグを買ってくるか。自分への誕生日プレゼントのつもりで。
そう、僕、誕生日。幾つになったかと言われると、もう言えない。ぞっとするような数字だ。人生50年と考えるともう片足が棺桶に入っているし、実はすでに横たわっているのかもしれない。今、生きている喜びをかみしめているだけだ。
そんな中、緊急招集で何かと思えば、この4月に統合して新しい部署になったわけだけど、そのトップが退職するという挨拶。人生70歳まで働くことを考えるとここが折り返しかと思って、転職することにしたという。自分に情熱が感じられなくなったとも言っていた。このタイミングで、この地位の人が辞めるという事態が何を意味しているのか?考えてみれば分かる。新人でも分かるだろう。
昨日の所長との個人面談で「やめちゃダメだよ。」と念を押された理由も何だか分かってきた。あと「若い人たちが辞めないようにするにはどうしたらいいか考えて欲しい。」とも言われた。それは無理だろうね。この一件でいろんな意味で研究所内のバランスが崩れると思う。それを立て直すことが出来るか?って言われると多分出来ない。何にしてものんきなことは言ってられないし、ここで失ったものは大きい。チャンスというよりか、圧倒的なピンチ。たまたま今の仕事がうまくいっているから、ここにいるし、うまくいっていると大局的なものの見方ができなくなるし、目が曇る。要するに状況は相変わらずの泥舟模様だったという話。さてどうしようかな。1年くらいは大丈夫だろうけど、このネタで研究所の泥舟が全体を支えられるような船にはなりそうにはない。木の船にさえも危うい。
せっかくの誕生日なのに、また重い気持ちになってしまった。
代引郵便のチケットもまだ届かないし、WiLDHEARTSの新譜もまだ聴いていない。アホか。
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