今年の10月は思っていたよりは長く感じている。

深夜の模型作業は1/100 MGグフカスタムの続き。墨入れとメタリックで塗装したパーツの焼け塗装、エイジングなんかの表現。のんびりやる。ここで慌てると致命的な拭き取り忘れが出るので少し塗っては眺める、眺めて、拭き取る作業が続く。まぁ出たら出たで、フラットコートしちゃった後でも塗り足しちゃえば良いんだけど。
なんだかんだで夜更かし。なんだかんで眠過ぎ。

ようやく目処が付いた仕事が色んな意味で振り出しに戻る。なんか恐ろしいなぁ。感覚は現場から離れる時間が多ければ多い程ズレていくし、勘も鈍るし、しかも年齢を重ねれば重ねるほどに思い込みも強くなるし、頑固にもなる。そうして判断も曇る。なるほどな。
ただし、そもそもの勘が良かったどうか？そこが疑問ではある。勘が良ければこの業界にそもそも居ないんじゃ無いかっていう話で堂々巡る。