いろいろと思い出される。
深夜の模型作業は1/24 スナッピングタートルの続き。胴体、腰回り以外のデカールを貼り終える。結局のところクリアコートの効果は絶大だったのかと思うくらいデカールが割れなかった。ただし全部繋がってしまうので、きちんと切り出すところだけはちゃんとやったほうがいい。
マークセッターとソフターで様子見ながらシルバリングを修正しつつ。
5/2、暦通りの出勤日。
今日はそんなに忙しくないのを想定していたし、緊急事態も起きなかったので、前の部署に置いてあったデータとその前の前の部署の実験データ(全て紙データ)の廃棄作業。選択肢はシュレッダー。ただしシュレッダーするにも貼り付けてある写真類を剥がせというので時間と体力を無尽蔵に使う。データのロバストネス=データの紛失を防止する、すなわち写真類はノート類にガッチリ貼ると廃棄作業のゴミの分別に苦労するよっていう話。本当にSDGsとか糞食らえだし、そういうのを高らかに謳う企業ほどブラックでクソだ。令和のライフサイエンスはロバストネスの中にSDGsまで盛り込まないいけないのは大変だよなぁ。
そんな中、昨日ちょっと書いた2001〜2002年の出向していた時につけていた実験ノートを廃棄した。10年前の例のアレの時にこのノートが残っていた事が自分の心の支えだったんだけど、もう流石にお役御免ということで廃棄することにした。貼り付けたあった電気泳動の写真の類を剥がしながら、今思えばこんな簡単な事を一生懸命やっていたのかって思う。科学は時代と共に少しづつは進んでいるようです。ただやっぱり人間の人間臭い部分、狡さとか汚さとか臭さとか、20年経ってもあまり変わっていないっと思う。2002年のあの当時はそんなに狂ってない気もしたけど、やっぱり少しづつ狂っていて、おそらく2008年の神戸の分子生物学会のあたりで「あれ、この人たち上から下まで全部変だぞ。どうなってるんだ?」って思ったあたり、なんだろう、もう辻褄がどこも合わない感じの、それを学生すらさも当たり前のように話をしている状態の中で、それでもなお無尽蔵に金が流れ込んでいく様がなんとも僕の知っている世界とは違う、もう全てが歪んで狂っているとしか思えなかったんだよなぁ。
「僕が思うにそれは無し(嘘)だよ。」、そう思ったし、はっきり言ったと記憶しているけど、まぁそいつもう既にガチ暗黒だったので、僕の言葉なんかこれっぽっち聞こえていない感じで絵に描いた何かを追っかけている感じだったなぁ。
シュレッダー作業しつつ、もう何も腹が立つ事も無いけど、「そういえばあの人元気かな?」っていろいろ忘れていた事を思い出す。
外はかなりの大雨で、全てシュレッダーしてしまう頃にはもうすっかり夜で雨も止んでいた。居室に帰ったら、流石にGWの最中の出勤日という事らしく、皆退けた後だった。なんだかいろんな意味でちょっと気分が晴れた。
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