あまり良い風景ではないな。

深夜の模型作業はちょっと無しにして、Diablo immotal三昧。ハクスラ三昧。罪悪感無限大。

朝、自転車で通勤する際に通る裏道の一角になぜか野良猫がやたらと集まっている会社の寮みたいなところがある。雨の日も雪の日もそこには猫が屯している。そこを通りかかった時、雨上がりの少し生臭い臭いがして、嫌な気分になった。道の傍に猫が一匹、何かの臭いを嗅いでいた。子猫が車に轢かれて死んでいた。潰れたばかりの様だった。
朝からあまり良い風景では無いけど、さいたまではよく遭遇する風景な気がする。いつも思うけど、この手の死体はどのたかが片付けてくれているんだろうか？それとも潰れて粉々に、全てが世界に拡散してしまうまで放置なんだろうか。猫好きな人が片付けてくれている事を祈るばかり。

こんな僕でも、小さい頃、この手の死骸によく引っ張られてしまう子だった。
小学校までの通学路、帰り道に家のすぐ近くの坂の途中にビニール袋に入った状態で轢かれた大きめの猫の死体が転がっていた。もうね、ビニール袋に入っている時点でちょっと闇でしょ？それが轢かれて、誰も片付けないまま、そのまま放置で、結局、潰れて、粉々に、無に帰るまで放置だった。そのシミがずっとその坂の途中に残っているように見えて、結局、その坂をなるべく通りたくなくて、迂回していた時期もあったし、通る時はそこを通らずになるべく端っこを通るようにしていた。あれから40年以上経つけど、未だにその坂を通る度に潰れた猫の事を思い出す。とっくの昔に舗装し直されていても未だにそのシミが見える気がしてならないのだ。

要するにさいたまでは良くある朝の風景だけど、僕の中ではずっと残っている風景がそこに浮かんでくるんだよなぁ...