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2023年11月 5日 (日)

情報収集やら近況報告やら。

大学時代の先輩のHさんに誘われるがまま、学園祭のついでに開催された学科の同窓会に参加しに世田谷、経堂まで。
もう少し早く着いたら、昔住んでいた豪徳寺〜宮の坂あたりを歩いてみようかと思ったけど、思っただけ。
久々に降りた経堂、随分前に高架化したので、景観は学生時代とかなり違う。赤堤通り方面に行くと昔バンドの練習に使った貸しスタジオは看板があったので、いまだに存在する模様。今回は少しだけ北側のすずらん通りを歩いてみた。
しかし全然覚えてないなぁ。
学生の頃は、居酒屋、不動産屋、古本屋、中古CD屋、中古ゲーム屋もいっぱいあった。本当に学生街って感じだったが、今はなんか小洒落た店に変わっている。正直、どうなの?ニーズあるのかね?って思う。あとは有象未曾有のラーメン屋の数々はなんだろうね、凄いとしか言いようがない。
たまにGoogleで昔住んでいたところを確認してみるけど、未だにアパート名は残っている。街の景観を見ると建物は建て替え済みの様子。
同窓会、参加してみたものの、同期はやはり少なめ。同期でも仲の良い研究室はそれぞれ連絡を取り合っているので、そのまま連絡が入っているようで、揃ってきているようだったし、来れない人にも連絡がついているようだった。立派。うちの研究室は当然の如く、そんなまとまりなんかある訳ないので、僕一人。
情報収集としては成果があった。製薬業界に長く居過ぎたせいもあって、僕が肝心なところが麻痺していたり、勘違いしていた。
大学としては既に製薬関連の資金が打ち切られて久しいので、それとは別の道を歩んでいると言う事だ。どこに活路を見出すか、既にそこを長い年月で見極めてしまっているので、製薬関連と共同研究してもしなくても彼らの世界は回るように出来ている。何よりも共同研究したところで得られる旨味も少ない事を知っているから、むしろそこはもう彼らのライフサイエンスの本流とは捉えていない。研究資金の多くは科研費等の公的な資金が大部分である。そのパイも徐々に減りつつあるので、日本のライフサイエンスは死につつあるのだけれども、生き残る先を見据えている感じがした。
やはり研究費の使途も分析機器に力を入れているし、研究者の育成に関しても分析系を強くしているのは間違いないようで、これは今回のリストラを含めても分析系の研究者は結果として引く手数多であると言う事をそのまま物語っている気がした。
良いものを分析して、良いものを見つける。そう言う事だ。良いものであればみんな喜ぶ。それだけ。
先生、先輩、後輩にいろいろ話を聞いて、良い刺激になったし、やっぱり自分の世間知らずさを実感した。さてとどうしたものか...
同窓会の最中に学園祭の実行委員関係の方々が学園祭の半被を新調したいと言う事で寄付を募っていたので、僕も学生時代はそこに席を置いていた手前、祝儀がてら10K突っ込んでいた。学生に聞いたら1着10Kらしい。本当のところ、10年以上来ていないので、100K出しても良いくらいだけど、現在無職なので、すいません。

生き残っている先生と少々話をして同期会の際には連絡しますと伝える。丁度いい事に奥さんも一緒だったのでボケてもいいように奥さんにもよろしく伝えておく。なんだかんだ言ってももう皆80歳くらいなのでいつ死んでもおかしくない。
とりあえず次に実家に帰ったタイミングで岐阜まで友人のお墓参りに行っておこうと思う。化けて出てこられても困るしね。
なんだかんだで二次会等があるかと思ったけど、何も無く、一緒だった諸先輩方と渋谷で別れて帰宅。ありがとうございました。

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