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2024年3月21日 (木)

なぜ?届かない。

模型作業。息抜き模型で1/72 震電の続き。
主翼と胴体の合わせ目の帳尻合わせ。
細かいパーツ多数、サフを吹いて、塗装の準備。
しかしながらヨドバシに注文した塗料が届かず。いや、届いたんだけど、F-15J用に買った塗料が先に届いた。発送遅延のメールの内容、よく見たら震電用に購入したものの方だった。結局、計器のデカールを貼ったところまで。

仕方ないのでプラスプーンでカラーチップを作製しておこうかなと思う。そんな実験メモ。
・アクリルインキング
クリスジーバーさんのHow toで紹介のあったリキテックスリキッドを使ったアクリルインキングをやってみる。
手順、サフ>水性アクリルシンナー塗布>リキテックスリキッド叩き塗り>ラッカーオーバーコート(306ベースのゲルググで使ったグレー)
Img_4706
サフ状態。
Img_4704
水性アクリルシンナー塗布した後、リキテックスリキッドのチタニウムホワイト叩き塗り。
Img_4705
ラッカー塗料のオーバーコート。
Img_4712
水性アクリルシンナー塗布した後、リキテックスリキッドのカーボンブラック叩き塗り。
Img_4718
ラッカー塗料のオーバーコート。
これは結構いい感じな透け感とテクスチャーが形成されるように思えた。
水性アクリルシンナー塗布がポイントで表面が十分に潤っていないと弾いてしまう点。何より潤いすぎると叩き塗りの時に塗膜が剥がれてしまう点。加減が重要だけど、同系色グレーにアクリルインキング挟んでグレーを乗せる場合はなんとかなりそうな気がする。
1/72〜1/100くらいのスケール感ならスルッと受け入れられそう。1/60だと面積的にシンドイ気がする。これは実戦投入する方向で。
・クリアーカラーインキング
今回の1/60ゲルググのリペイントで多用。下塗りしたクリアーカラーがトップコートにより滲み出て来て、グラデーションが形成出来る方法。
トップコートのクリアー層がクリアーカラー層を持ち上げる事で浮き出てくる。この方法だとマスキングして塗るにしてはちょっと無理なところにも先にクリアーカラー層を作っておけば、最後のトップコートでグラデーションを入れる事が可能。これについてはそのうち考える。
手順、サフ>下塗りラッカー(306ベースのゲルググで使ったグレー)>クリアーカラー>上塗りラッカー(306ベースのゲルググで使ったグレー)>トップコート。今回はトップコートをスプーンの左半分のみにしてみました。
Img_4711
サフ後、下塗りラッカー後、先端にクリアーブルー、真ん中にクリアーバイオレット、根本にクリアーオレンジ。
Img_4715
上塗りラッカーで塗りつぶし。塗り絵みたいなものです。
Img_4721
半分マスキング、トップコートを塗布。すると吹いたクリアーカラーが浮かび上がってくる。
Img_4720
クリアーバイオレットを縁に吹いたプラスプーン。結構簡単に黒立ち上げのMax塗りっぽく、クリアカラーがグラデーション様に浮き上がって来る。クリアーカラーの吹き加減が重要。吹きすぎるとド派手になってしまう。あとクリアーカラーがコンタミしていると検出出来てしまうのでこれも注意が必要。
滲みやすい=視認しやすい組み合わせがあり、濃いクリアーカラーであるクリアーバイオレットはグレーに対して非常によく滲むので、吹き過ぎに注意する必要があるけど、滲みすぎたら再びグレーを吹いて塗りつぶしてしまえば良いので、良い匙加減のところまで行ったり来たりすれば良いのではないかと思う。
これも匙加減なんだけど、再塗りつぶした後に再びトップコートするとまた滲んでくる可能性があるので、その辺、上塗り用のラッカーにフラットベース入れるとか、水性トップコート使うか工夫したら良いです。
ベースが濃い色に対して滲むか?って言われると非常に難しいです。強いてあげればクリアーホワイトは使い勝手が良いとしか答えられないかな。
どちらも匙加減が重要だと言う事が改めて分かったという、そんなメモ。

今日のヨドバシ.com便。総額545円
C54 カーキグリーン
C57 青竹色
C338 ライトグレー FS36495
青竹色ってなんでメタリックカラーなのか。そもそもなぜに青竹色がF-15の指定色なのか、謎は深まる。

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