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2024年3月24日 (日)

北千住、粉模展2。

早々に就寝したけど、眠りは浅め。ただ普通に起きれたので、前回よりは行けるはずだ。
荷物は昨日の時点で梱包しておいたので、持って出るだけ。高崎線で上野、上野から常磐線で北千住。粉模展2に参加。
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関東での主にキャラクター模型関連の展示会ではかなり大きめの展示会だと思う。当然の如く、スキルレベルはかなり高めなので緊張必須。
今回は2卓に居候させてもらうので、なるべく迷惑がかからないように大人しくして、基本的にはどちらかの卓にお留守番要員として待機。
1つ目の居候先はねーびーさんのところ。今回のご本人の展示はゲルググではなく、ジンらしい。やはりいくつもバリエーション機が並ぶと圧巻である。
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ここに先日までリペイントしていた1/60 ゲルググを置かせていただく。
いろいろ話をさせてもらった中、基本的に全てプラ板工作でバリエーション展開しているらしい。ゲルググなんか、曲面だらけなのに。ゴールは同じでも方法はいくつもある、要は得意か、考え方かの話。非常に興味深い。工作にしても塗装にしても自分が考えたメソッドではないメソッドを目の当たりにすると非常に嬉しい。
二つ目は居候先はレビハチさんのところ。こちらにはひな壇の上段に1/24 スナッピングタートルとダイビングビートルを置かせてもらう。
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レビハチさんの手法はすでに何回かのミーティングで教えてもらっているけど、初めての人にも分かるようにプレゼン用のボードを作ってあって、かなりの手練れ感があった。この辺は培われた対人スキルの一つかなと思う。ヒートペンっていう魔法の道具があって...
どちらも僕なんかよりも著名で旧知の方が多いからか、どちらの卓も引っ切り無しに人が来ていたので、なんだかんだで僕がお留守番している間もずっと喋っている状態だった。結局のところ、攻めるか(展示を見に行って挨拶するか)、守るか(来てもらうのを待つか)、どちらが良いかと言うと非常に難しい。ただこれまでの展示会参加の経験から言うと僕は後者の方が伝えられるものが多い(提供出来るものが多い)かなと思う。二人一組で居ると対応しやすいかなとも思った。必要だったらすぐ呼べるようにしておけば良いし。
知り合い、友人もずいぶん増えたので、展示会を重ねる毎に気持ちは楽になったかな。それでも挨拶しに行っても不在だったりで、結局、今回はお昼を食べる事も無く、発熱することも無く、グロッキーで伸びてしまう事も無く、表彰式まで身体的に無事に過ごせた。おじさん、無理は禁物、体調管理は重要。
表彰式、流石に各個人のスキルが高いため、ある程度になるともうどんぐりだらけになってしまう。これは去年の同展示会で思った通りだ。格好良いと思う感覚が麻痺してしまうのだ。そうすると一個頭が飛び出た作品、一個頭が飛び出た作者が選出されるのは当然かなと思う。これはやらせではなく、選ぶ側もとても大変だという話。要するに二個くらい飛び出る何かが必要だと思う。マイナー過ぎないニッチな切り札が必要。
そんな中で全部の賞の発表の後に「敢闘賞」の発表があり、そちらで名前を呼んで貰う事が出来ました。何より居候の身なので、申し訳ない気持ちでいっぱいだけど、有り難く頂戴する。
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敢闘賞の方々、中身はランダムで僕は一番くじの景品の1/144 HGガンダムエアリアルソリッドクリアでした。
最後に主催側から粉模終焉のお知らせと千葉しぼり展示会の復活の発表があった。新しい戦いの幕開けである。展示会参加枠を確保しなくてはならないのは勿論、見てくれている人に何かしら心に残るようなものが作れるように日々努力するという話。
会場の片付けを手伝って、楽しかった粉模展2もこれにて終了。
帰りに大宮で少し呑んで、無事帰宅。喉はガラガラ。それでも楽しい時間を一日過ごす。

結局、過去の作品を持って行って展示をする訳だけど、今、これから何を作ろうと思っているのか?そこが一番知りたいところ。作りかけのものにも説得力があるのは間違いなくて、それ自体が展示作品であっても良いのではないかという意見に僕は賛同する。
次は何が流行るか、みんなが面白いと思ってくれるか、トレンドは誰が作っているのか、何を日本の文化として残そうとしているのか、業界の動向を含めて、俯瞰的に眺めて行きたいし、僕が出来る事、面白いと思う事をするだけだ。

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