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2025年1月23日 (木)

不安定。

模型作業。
積みプラを少しでも圧縮するために仮組みをする。
今日は僕の中で箱サイズ対効果が高い、1/20 スコープドッグターボカスタムを組んでみる。前回は2018年の事だったので彼此7年も前の話である。
このキット、パーツが多い理由もあって、一部は既存のスコープドッグ、一部は改良パーツ込みのPF版、それにターボカスタムのパーツが入っているので、僕的には非常にお得感がある。1/20は勿論、1/24のH級の改造パーツに使えるチョイスが増える。
そんなこんなでサクッと組むとあっという間にランナーが消えていく。兎に角、気持ち良く組める。なんだろう、ガンプラ組んでる時の一生懸命感が無い。
足首関節のよく割れるパーツも観察しつつ、仮組み完了。
Img_7602
Img_7601
今回は緑に塗るか、PF版の黒に塗るか、コマンドフォークトカラーに塗るか考え中。まだずっと先の話。
Img_7596
折角なんで2018年に組んだ1/20 ターボカスタムと比較。随分と色が黄色く見えるけど、結局、緑と白の色が近いからかなと思う。
Img_7598
以前も書いたけど、水性塗料で仕上げた事で塗膜が割れてしまっている。これは現在も進行形。
これが起きてしまう理由は塗膜の形成に寄るものだと理解している。サフレスで流れは以下。
1. 下塗りで水性塗料の黒と白を塗る。グロス。
2. 水性塗料で本塗装。こっちは艶消し〜半艶消しだと思う。
3. Mr. ウェザリングカラーを塗して、これにソルベントをダバダバ塗って剥がす。
4. トップコートはラッカー系のフラットコートで缶スプレー
この2層がトリガーで本塗装側の塗膜が割れている。原理としては水性塗料の多くはこういう1層目と2層目が舐めない、混じり合わないので、独立して塗膜が形成されている。また3層目のウェザリングカラー、この時、カラー乗せて、拭き取ってを繰り返すので、これで2層目がかなりダメージを受けている気がする。この後、トップコートで塗膜を固めてしまうので、これで一気に乾燥ととも2層目の塗膜が収縮して割れるという流れ。
この流れも特殊ではあるとは思うけど、水性塗料の2層目にMr.ウェザリングカラーが凄く良く乗るので、これが気持ちよくて好んでやっていた。特にメタリックカラー含めて。結局、残念な結果になるので水性カラーの筆塗り仕上げからは卒業して、ラッカー系に戻してしまった。
回避方法としては1層目を艶消しにして足場を作る。そうして2層目はもっと透けるような薄い状態の水溶きのよう状態の塗料を重ねる感じにするのかな。
3層の前にクリア吹くのもアリかとは思うけど、水性塗料の重ね塗りは純粋に塗膜を厚くしていくので避けた方が良いかなと思う。ただそこまで無理して水性塗料を使って、このスタイルで仕上げるか?って言われるともうやらないかな。
このひび割れは再現性があるけど、じゃぁ、これを狙ってやるかと言われると割れ方が大きくなりすぎるし、最初に書いたけど、徐々に割れるところもあるので、やらない方がいい。
あとこれを修正する方法もあるけど、かなり大変な工程になるのと再び繰り返す可能性があるので、とりあえずは今のところ放置で。

仮組みしてこの大きな箱が無くなったら、逆に不安定になるとは一体全体...

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